中三の娘の大親友のお宅が被災になり、この数日間が電気が繋がっていないという。
毎晩頭にヘッドライトを付けて過ごしているという。
娘の学校は私立なので、広範囲の区域から通学している子達が多く、子供達同士でもあの手この手を使って、連絡を取っていた。
娘の親友のお母様は、平日は東京で働いていて金曜日には長野に戻り、月曜日の朝にお弁当を作ってから、また東京へ出社するというバリバリのキャリアウーマン。
性格もサバサバしており、私よりかなり年下のママですが、刺激をいただき私も大好きな方。
お父さんもメディア、広告代理店に勤務されており、仕事もかなり遅い。
お友達はおじいちゃん、おばあちゃんと過ごしていた。
思春期だし、お風呂にも入りたいだろう、テレビも見たいだろうし、電話をしたいだろう。
電気が復旧するまで、ウチに来たらどう?
久しぶりに親友に会えた娘は、すごく喜んでいた。
我が家は女子が3人+男子1人の四人の子供達。
女子の大声やら笑い声、爆弾トークと我が家は今まで以上にすごく賑やかなウチになった。
子ども達の笑い声に、癒されます。
お友達のお父様からは『灯りのある武井家も魅力的ですが、真っ暗の中、ヘッドライトを頭につけ過ごすのも、なかんなかいい経験だから、りさちゃん、どうですか?』なんて言ってた。
本当は一番苦しいはずなのに、そんな風に話されたパパさん…立派だなぁと私の方が泣きそうになった。
子供達にとっても、この台風での経験は、一生忘れない経験となるだろう。
こうしていられる事に感謝して。
全ての人の平穏な暮らしを祈って。